日記/2025-05-01 のバックアップ(No.4)

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Dmonitor に強制UNLINKボタンを追加

【 目的 】
Dmonitor v1.82(最終バージョン）でD-Star レピーターに接続して受信していると、2局間の送信に途切れがなく、RFからのunlinkが送信できない
（当然ノードが送信中は子機からは送信できなず）、RFからの切断ができない。その様な場合に、手早く内部から強制的に切断を行ないたい。
そこでRasPi GPIO ピンを使って切断コマンド(resrpt.sh)を起動させ、初期RFコマンド待ちの状態にするというもの。
※注記１：初めに下記、動作確認手順で動作するかを確認し、理解してから作成してください。

【 準備 】

1. 以下サイトを参考にDVNODEが動く状態(dmonitorのみ動作すればOK)にしておいて下さい。
   　👉ここ
2. 今回使用したRasPi はRaspberry pi 2。　機種やOSによりGPIOにや本体LEDに関する仕様が異なるので、
   作る前に要確認。特にLED点灯が不要な場合はその行を省いてかまいません。
3. 今回使用したRF Module はDVAP。
4. Nextion Display (2.4 inc)を使用したが、使用しない状態でも今回の目的には適う。
5. ボタンまたはトグルSW(on/off のみに使用）

【 プログラム 】　（２つのshell scripts を作成する）

1. /usr/local/bin/resrpt.sh
   　root 権限で

   #!/bin/bash

   killall -s 2 dmonitor
   sleep 5
   systemctl stop auto_repmon
   sleep 1
   systemctl restart auto_repmon_light
   sleep 1
   systemctl restart rpt_conn

2. /home/pi/unlink2.sh
   　user のままで

   #!/bin/sh
   GPIO=22 #使用するGPIOポート
   PUSHTIME=2 #切断＆リフレッシュを実行する秒数

   ## 初期設定
   gpio -g mode $GPIO in
   gpio -g mode $GPIO down
   while true;
   do

   ## ACT LEDの制御準備
   echo timer | sudo tee /sys/class/leds/ACT/trigger
   echo 100 | sudo tee /sys/class/leds/ACT/delay_off
   echo 100 | sudo tee /sys/class/leds/ACT/delay_on
   echo none | sudo tee /sys/class/leds/ACT/trigger

   ## 2秒間押されるまで待つ
   cnt=0
    while [ $cnt -lt $PUSHTIME ] ; do
    echo "$cnt ";
   if [ `gpio -g read $GPIO` -eq "1" ] ; then
   cnt=`expr $cnt + 1`
   [ $cnt -eq 1 ] && echo timer | sudo tee /sys/class/leds/ACT/trigger
   else
   [ $cnt -gt 0 ] && echo none | sudo tee /sys/class/leds/ACT/trigger
   cnt=0
   fi
   sleep 1
   done

   ## unlink/refreshの実行
   sudo /usr/local/bin/resrpt.sh &
   echo none | sudo tee /sys/class/leds/ACT/trigger
   sleep 5
   done

   　LED点灯が不要な場合は

   #!/bin/sh
   GPIO=22 #使用するGPIOポート
   PUSHTIME=2 #切断＆リフレッシュを実行する秒数

   ## 初期設定
   gpio -g mode $GPIO in
   gpio -g mode $GPIO down
   while true;
   do

   ## 2秒間押されるまで待つ
   cnt=0
    while [ $cnt -lt $PUSHTIME ] ; do
    echo "$cnt ";
   if [ `gpio -g read $GPIO` -eq "1" ] ; then
   cnt=`expr $cnt + 1`
   [ $cnt -eq 1 ]
   else
   [ $cnt -gt 0 ]
   cnt=0
   fi
   sleep 1
   done

   ## unlink/refreshの実行
   sudo /usr/local/bin/resrpt.sh &
   sleep 5
   done

3. それぞれ実行権を与える

   $ chmod 755 home/pi/unlink2.sh

   $ sudo -s　←root になって

   # chmod 755 /usr/local/bin/resrpt.sh

   　
4. unlink2/shは、下記SWの動作確認を行った後、boot 時に自動起動するように/etc/rc.local に設定しておく。

   nano /etc/rc.local で以下の通り追加する。

   /etc/rc.local
   中略

   Print the IP address

   _IP=$(hostname -I) || true
   if [ "$_IP" ]; then
   printf "My IP address is %s\n" "$_IP"
   fi
   /home/pi/unlink2.sh &　　<--　追加
   exit 0

【 ボタンSW の配線】
物理的ピン番号１5(GPIO22) と、物理的ピン番号１(3.3v) を下記のように接続する。

【 動作確認手順 】 LED点灯無しの場合
TeraTerm でRasPi にSSH でログイン後次ことを実施する。($: user で）

1. 最初、unrink2.sh の機能を確認する。

   $ /home/pi/unlink2.sh リターン
   none
   0
   0
   0
   0
   1　　　←　SWをONになると数字がアップ（1,2が表示される場合もある）
   none　←　ここから元に戻る
   0

2. 上記確認出来たら、resrpt.sh の　echo “$cnt “;　をコメントアウトして

   echo “$cnt “;
   　　　⇊

   #echo “$cnt “;

3. /etc/rc.local に登録したらリブート

   # reboot

   以下工事中

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